LNG燃料タグボート「いしん」内航船省エネ格付け最高評価を取得
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が保有し、グループ会社である当社(社長:西尾哲郎、本社:神戸市中央区)が運航するLNG燃料タグボート「いしん」は、国土交通省が認証する、「内航船省エネルギー格付け制度」(註1)において、優れた環境性能が評価され、最高評価(重油使用時と比し二酸化炭素(CO2)排出量を20%以上カット)の星5つ(☆☆☆☆☆)を取得しました。
「いしん」(註2)は、同制度の暫定運用時にも最高評価である「星4つ」を取得しておりましたが、2020年3月の本格運用開始に伴い、今回、改めて最高評価となる「星5つ」を取得したものです。
「いしん」は商船三井が保有する初のLNG燃料船であり、大阪湾初のLNG燃料タグボートとして、運航実績を積み重ねております。また、神戸港、名古屋港でのLNG燃料供給トライアルに協力するなど、LNG燃料船の先駆として船舶用LNG燃料の普及にも取り組んでおります。(註3、註4)
「いしん」概要
総トン数 247㌧
全長 43.6m
全幅 9.20m
喫水 3.15m
航海速力 16.4ノット(最大出力)
主機関 ヤンマー 船舶用Dual Fuelエンジン「6EY26DF」2基
(註1)国土交通省が、内航船舶について省エネ・省CO2設備への投資環境を整備するため、省エネ・省CO2効果を船舶の企画・設計段階で「見える化」し、船舶の省エネ・省CO2性能を客観的に評価する制度。 http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji07_hh_000148.html
(註2)詳細は2018年9月28日付商船三井プレスリリース「LNG燃料タグボートを「いしん」と命名 ~ 内航船省エネ格付け 最高評価の4つ星を取得 ~」をご参照ください。
(註3)詳細は2019年9月18日商船三井プレスリリース「LNG燃料タグボート「いしん」神戸港初のLNG燃料供給トライアルに協力」をご参照ください。
(註4)詳細は2019年11月8日商船三井プレスリリース「名古屋港初のLNGバンカリングを実施」をご参照ください。