停泊時、CO2排出量ゼロの再生可能エネルギーを導入(徳山下松港)
当社は、SDGsに関する取り組みである”13.気候変動に具体的な対策を”を企業活動の重要課題のひとつとして捉えております。
徳山下松港カーボンニュートラルポート検討会においても、港湾物流でのCO2ゼロ化に向けた取組として、港湾施設での再生可能エネルギーの導入及び停泊中船舶への陸電供給によるCO2排出削減について示されております。
これらの一環として、2022年12月16日より徳山下松港 港町物揚場におけるタグボート停泊時の電力源に、CO2排出量ゼロの再生可能エネルギー(*1)を導入致しました。
再生可能エネルギーの導入により、年間約13t(*2)のCO2削減が見込まれております。
商船三井グループでは、「商船三井グループ環境ビジョン2.1」において、
「次世代の地球に生きるすべての生命のために、商船三井グループは、ステークホルダーとの共創を通じて環境課題の解決に取り組みます。海洋環境保全、生物多様性保護、大気汚染防止などの重要課題に加え、とりわけ喫緊の対応が求められる気候変動対策においては、グループ総力を挙げて『2050年ネットゼロ・エミッション』を目指し、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献して、青い海から豊かな未来をひらきます。」と設定しており、当社はLNG燃料タグボート「いしん」にカーボンニュートラルLNGの使用、曳船「たまの」でコモンレールシステムエンジン稼働実証実験に協力等、様々な取り組みを行って参りました。
さらに、この度の取組を通じて、当社グループはより一層、ネットゼロ・エミッションの実現に向け、様々な取り組みを積極的に推進します。
(*1) 中国電力が提供する「再エネ・グリーンプラン」に切替えることで、同社が保有する水力や太陽光発電所等で発電された電気の環境価値を活用し、再生可能エネルギー由来の電気を使用するものです。
(*2) 当社2021年度の電力使用実績 と 中国電力(2021年度):1kwh発電時のCO2排出量0.542kgから算出されたものです。