シービンで回収した海洋プラスチックを再資源化実証実験に利用
当社は2022年10月より海洋環境保全活動の一環として、タグボート基地として利用している広島市営桟橋に海洋浮遊ゴミ自動回収装置「Seabin(シービン)」(※1)を設置し、広島での海洋環境保全活動開始後、本日現在までに海洋に浮遊している発泡スチロール・プラスチックパイプ・ビニール・ペットボトル空き缶などの浮遊ゴミ約2,000kg(※2)を回収してまいりました。
このたび株式会社商船三井と出光興産株式会社が共同で行う、海洋プラスチックの再資源化実証実験に「Seabin(シービン)」で回収した海洋プラスチック等を提供し、同実証実験に協力いたします。
商船三井と出光興産が海洋プラスチックの再資源化に向けた実証実験を開始
当社は引続きSDGsの取り組みの一環として”14.海の豊さを守ろう”を目標に掲げ、海洋プラスチックごみの回収をはじめとする海洋環境保全を通し、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献、青い海から豊かな未来を創造いたします。
ゴミ回収中のシービン ○○○タグ基地周辺に浮遊する海洋ゴミ
※1 海洋浮遊ゴミ自動回収装置 “SEABIN(シービン)”を設置(広島)
※2 海洋浮遊ゴミ自動回収装置 “SEABIN(シービン)”設置半年(広島)
【商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題】
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」
への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも
特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」と
「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。