2023年度 海洋ゴミ回収実績報告
当社は海洋・地球環境保全への貢献を目標に掲げ、海洋ゴミ回収を通じて海洋汚染防止に取組んでおります。
2023年度に回収した海洋ゴミの総重量は3,316.1kgとなり、これは1家庭(3人)が排出する生活ゴミ(日常ゴミ)の約3年分(日本が排出する1年間のゴミ総排出量は4,274万トン、1人1日当たりの平均ゴミの排出量を約0.918kgと試算)となります。
神戸本社
清掃活動場所:神戸ポートアイランド内の曳船基地
曳船基地内の浮遊ゴミや海洋ゴミを通年で定期回収。
坂出支店
清掃活動場所:坂出市沙弥島海水浴場
オンシーズン中の海水浴場、オフシーズン中の漁具置き場で発生する海洋ゴミを定期回収(台風通過後の状態)。
名古屋支店
清掃活動場所:藤前干潟
ラムサール条約の登録湿地である「藤前干潟」周辺のゴミ清掃。
広島支店
清掃活動場所:広島港曳船基地
発泡スチロールやプラスチック等の海洋浮遊物を毎日シービンで回収。
引続き海洋ゴミの回収及び地球環境の保全活動に努めます。
<商船三井グループ 環境ビジョン2.2>
次世代の地球に生きるすべての生命のために、商船三井グループは、ステークホルダーとの共創を通して環境課題の解決に取り組みます。海洋環境保全、生物多様性保護、大気汚染防止などの重要課題に加え、とりわけ喫緊の対応が求められる気候変動対策においては、グループ総力を挙げて「2050年ネットゼロ・エミッション」を目指し、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献して、青い海から豊かな未来をひらきます。
<MOLグループのサステナビリティ課題>
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて、社会と共に持続的な発展を目指すための当社グループの重要課題を「サステナビリティ課題」(マテリアリティ)として特定しています。経営基盤となる「Governance」の強化を基本とし、「Innovation」と「Human & Community」が相互に作用しながら、「Safety & Value」と「Environment」の課題を解決していきます。これらの取り組みを推進することで当社グループの企業価値向上を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
リンク:https://www.mol.co.jp/sustainability/management/issues/