LNG燃料タグボート「いしん」関西初のLNG燃料補給
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が発注し、金川造船株式会社(社長:生駒剛人、本社:神戸市兵庫区)が建造中のLNG燃料タグボート「いしん」は、1月31日に、堺泉北港において、初めてLNG燃料を補給しました。関西の港湾において船舶用のLNG燃料の供給が行われるのはこれが初めてのケースとなります。
LNG燃料は、大阪ガス株式会社(社長:本荘武宏、本社:大阪市中央区、以下「大阪ガス」)によりTruck to Ship方式(註1)にて供給されました。「いしん」は、2019年2月末の竣工に向け、LNG燃料による試運転を行い、同年4月に大阪湾で初のLNG燃料タグとして就航します。就航後は商船三井グループの日本栄船株式会社(社長:西尾哲郎、本社:神戸市中央区)が運航します。
【「いしん」概要】
総トン数 | 約250トン |
全長 | 約43.6m |
全幅 | 約9.20m |
喫水 | 約3.15m |
航海速力 | 16.0ノット以上 |
主機関 | ヤンマー 船舶用Dual Fuelエンジン「6EY26DF」2基 |
(註1)truck to ship方式とは陸側のLNGローリーから船へLNG燃料を供給する方式。
商船三井プレスリリース