Interview採用情報

タグボートとは間接的に日本の交易を支えている、
縁の下の力持ち

営業部 山口 慧太郎
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仕事内容を教えてください
瀬戸内海の各港へ入ってくる大型貨物船などの安全航行を助けるエスコートボートや、離接岸の補助をするタグボートのオペレーション業務・営業職を担当しています。
オペレーション業務は、お客様からのオーダーに基づいて指定された日時に必要な船を手配することです。
気象海象や、船の種類、港湾によって手配依頼はさまざまなので、確実且つ安全な手配を行うためには、日頃からお客様や乗組員さんとのコミュニケーションは絶対に欠かせません。
転勤についてどのようにお考えですか?
初めて着任したのが香川の坂出支店でした。入社時に転勤があることは事前に知らされていたので、坂出支店への配属が決まったときは楽しみでした。坂出支店は基本的に少人数体制で、扱う船も3隻ではありますが、当社の瀬戸内海のサービスエリアでは真ん中に位置する支店のため西と東の両方の知識が必要です。そのため最も学べることが多い支店ではないかと思います。3年ほど経験を積み、仕事に深みが出始め「これからだぞ!」という時に転勤になったときは、正直なところ名残惜しくもありました。それでも色々な土地で、色々な経験ができるのは魅力的だと思います。
入社のきっかけを教えてください。
正直、船や港の業界に関して学生時代から興味があった訳ではなく、就職活動をする中で、初めて大型船の入出港を補助するタグボートの存在を知りました。実際に入社前の先輩社員方との面談の際に「タグボートとは港に於ける縁の下の力持ちであり、間接的に日本の交易を支えている」ということを知り、大変やりがいのある世界と感じたのが入社を決めた理由です。
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今までに取り組んだ業務の中で印象深い業務はありますか?
入社して間もないときに現場をより知るという目的で、初めて盛漁期中の海域の進路警戒作業(エスコートボート)を見学したときのことです。自分が想像していたよりも遥かに多くの漁船が出ており「こんなにたくさんの漁船の中をエスコートできるのだろうか」と一時は不安に思いましたが、航行の安全の確保を迅速かつ的確に行う、当社船のノウハウとプロ意識の高さに、大変感銘を受けたのは今でも印象に深く残っています。3万トンもの荷物を積んでいる巨大な船を、たった40m程度しかない小さなタグボートが曳いて接岸させており、まるで子供が親を引っ張っているような姿を見て、小さくても力持ちのタグボートの偉大さを実感しました。
普段はどのようなことにやりがいを感じますか?
日本は貿易大国であり、海外からの石油などの輸入によって成り立っています。自分たちの配船によって、間接的にでもそうした日本の貿易業に貢献していることを考えると、無事に1日の作業が終わった瞬間というのは、非常に達成感があります。
普段から意識して乗組員さんとコミュニケーションを取るようにしており、安全面にも配慮しながら、お客様からいただいたオーダーに確実に答えて手配することが一番大切です。
5年後の自分は?
今はまだ目の前の仕事に精一杯取り組むことしか考えられませんが、将来は様々な支店・部署を経験して、より多角的な視点に基づいた営業とオペレーションができていればと思います。