しおさい92号
平成29年度(第51回)定時株主総会開催される
6月20日(水)ANAクラウンプラザホテル神戸において、当社第51回定時株主総会並びに取締役会が開催され、下記の通り新役員が選任されそれぞれ就任しました。
退任役員の方は長い間わが社のために御尽力いただき誠にありがとうございました。
【平成30年度役員】
代表取締役社長 西尾 哲郎
専務取締役 中嶋 誠博
(社長補佐)
常務取締役 鐘ヶ江 啓吾
(営業部長委嘱)
取締役 太田 正紀
(船舶部長委嘱)
取締役 (新任) 本間 珠城
(企画管理部長委嘱)
取締役(非常勤) 齊藤 宏之
取締役(非常勤)(新任) 向井 恒道
取締役(非常勤)(新任) 安齋 僚
監査役 川﨑 慎二
社長挨拶
本年6月21日開催の第51回定時株主総会も無事に終え、新役員3名を迎えて当社も新たなスタートを切ることとなりました。
茲に皆さんに、一言ご挨拶申し上げます。
まずは当社を取巻く環境が目まぐるしく変化した2017年度の中で、海陸役職員各位の弛まぬ努力と奮闘に心から感謝致します。
2017年度を振返れば、米国では新政権下で政権運営が不安視される中での企業収益の改善、欧州では底堅い個人消費、アジア特に中国での旺盛な公共投資等により、景気は回復傾向にあり緩やかな成長が続きました。
我が国に於いては、海上荷動きは量的には堅調に推移したものの、入港船の大型化、太陽光を中心とした再生可能エネルギーの増加による発電用燃料の輸入減、加えて燃料費の高止まり等が我々に重く伸し掛かりました。
が、全社一丸となった効率化、また冬場の緊急対応等を含む日々の対応・取組みにより、売上高は過去最高額を記録することが出来ました。
一方で、燃料費・修繕費等のコスト高により売上原価も過去最高額を更新することとなり、残念ながら経常利益に於いては好結果を生み出せませんでしたが、予測以上の成果は残せたと認識しています。
既に幕を開けている今年度についても、米国の経済制裁措置を引き金とする貿易摩擦、OPECでの協調減産による燃料価格の変動、西日本を中心に原子力発電の再稼働 等々、引き続き様々な厳しい事業環境変化が我々を待ち受けていると認識しています。
然しながら如何なる状況下に於いても、地に足を付けた骨太の経営方針を掲げ、海陸役職員と共に更なる想像力・企画力を駆使して企業価値・存在価値を高め、当社をより良く次の世代に向けて成長させて行き度いと思っています。
今年度に於いては、環境事業の一つとして取組んでいる「LNG燃料タグ」が来春いよいよ竣工の運びとなり、本船を含めた当社運航船の安全運航・船舶管理の更なる強化が求められており、今まで以上に気を引き締めて取り組んで行かねばなりません。
皆さんも驕ることなく謙虚に、日本栄船としての誇りと信念を持って取り組んで下さい。
今後も安全運航・法令遵守の徹底は言うまでも無く、共に本音を語り合い、目標を一つに社業の更なる発展を目指して歩を進めて行くことを誓い、挨拶とさせて頂きます。
日本栄船ホームページができました!!
「日本栄船」(URL:https://nihon-eisen.co.jp/)で検索してみてください。アクセス数が増えるまでは日本栄船の検索ではでてこないので上記URLをいれてご覧ください。ホームページ立ち上げに伴い、インスタグラムもはじめました。日本栄船に関わる写真があればどんどん企画管理部まで送って下さい。
日本栄船のホームページ作成にあたり採用ページの先輩社員インタビューに海上社員、森本さん、斉藤さん、安田さん、矢次さん陸上社員、営業部山口さん、坂出支店辻元さんにインタビュー&写真撮影させていただきました。お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。
「かりや丸」竣工
平成30年4月13日、金川造船㈱にて「かりや丸」が竣工しました。
「かりや丸」は、本船主機に新潟原動機㈱のコモンレールシステム(電子制御燃料噴射装置)を搭載した最新鋭曳船となります。名古屋港を基地として伊勢湾及び三河湾を稼働しております。当地での活躍を期待します。
総トン数:197トン、主機:ニイガタ6L28HX-CR、推進装置:ニイガタZP-31 3500PS、第3,4種消防設備船
「かいた丸」竣工
平成30年6月26日、金川造船㈱にて「かいた丸」が竣工しました。
「かいた丸」は、最新鋭の航海・通信機器等を装備した曳船となります。広島港を基地として瀬戸内海全域を稼働しております。当地での活躍を期待します。
総トン数:196トン、主機:ニイガタ6L28HX、推進装置:ニイガタZP-31 4400PS、第3,4種消防設備船