6法人合同で海上能動海洋ごみ回収実証実験を実施しました
当社は、海洋ごみ問題解決に向けて活動するNPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(香川県小豆郡小豆島町、代表理事:江川裕基)と、内海漁業協同組合(香川県小豆郡小豆島町、代表理事:森勝喜)、香川大学海洋ごみチーム(香川県高松市、代表:中國正寿)、双葉船舶食料品店(香川県坂出市、代表取締役:唐木信也)、cubic-tt[島空撮](香川県小豆郡小豆島町、代表:坪佐利治)と合同チームを組み、香川県小豆島東海域において海洋ごみ回収実証実験を行いました。
天候や各関係者への周知の上、安全に配慮しながら分野の垣根を超えた協働キックオフを無事行うことができました。
実施前に参加者全員で打合せ
左から1番目の船が日本栄船&双葉船舶食料品店、左から2番目の船が内海漁業協同組合、
左から3番目の船が香川大学、左から4番目の船がクリーンオーシャンアンサンブル
(撮影 cubic-tt[島空撮])
実験実施にあたり、実験海域の海象を確認しながら実験海域へ向かいました。
小豆島大角鼻を東進し、実験海域へ北上中 (撮影 cubic-tt[島空撮])
実証実験中、当社手配の船は付近海域の警戒を実施しました。
実験予定海域にて海洋ごみ回収実験中 (撮影 cubic-tt[島空撮])
能動的海上回収海洋ごみ回収実証実験の様子 (撮影 cubic-tt[島空撮])
実証実験終了後、坂手港において参加者全員で記念撮影を行いました。
●今回の展開について
様々な業種・業態による海上能動海洋ごみ回収実証実験は、それぞれの強みや知見等を活かし、
協力して海洋ごみ問題に取組むという初の試みでした。
環境問題等の大きな社会課題に対する解決策を模索するには、分野の垣根を超えた協働が重要と捉えており、
初めての顔合わせの中、今回無事に成功することができたことは大きな一歩だと考えております。
得られた知見を活用し、連携を強化し、様々な分野の仲間と協働し、より大きなインパクトを作れるように引き続き挑戦を続けていきます。
参加団体
・NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル
https://cleanoceanensemble.com/
・内海漁業協同組合
https://hama-p.jp/hamaplan/20481
・香川大学 瀬戸内圏研究センター
https://www.kagawa-u.ac.jp/setouchi/
・Cubic-tt[島空撮]
・有限会社双葉船舶食料品店
・日本栄船株式会社
<商船三井グループ 環境ビジョン2.2>
次世代の地球に生きるすべての生命のために、商船三井グループは、ステークホルダーとの共創を通して環境課題の解決に取り組みます。海洋環境保全、生物多様性保護、大気汚染防止などの重要課題に加え、とりわけ喫緊の対応が求められる気候変動対策においては、グループ総力を挙げて「2050年ネットゼロ・エミッション」を目指し、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献して、青い海から豊かな未来をひらきます。
<MOLグループのサステナビリティ課題>
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて、社会と共に持続的な発展を目指すための当社グループの重要課題を「サステナビリティ課題」(マテリアリティ)として特定しています。経営基盤となる「Governance」の強化を基本とし、「Innovation」と「Human & Community」が相互に作用しながら、「Safety & Value」と「Environment」の課題を解決していきます。これらの取り組みを推進することで当社グループの企業価値向上を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
リンク: https://www.mol.co.jp/sustainability/management/issues/