「海洋浮遊ゴミ自動回収装置 “SEABIN(シービン)”見学会を実施(広島)」
海洋環境保全活動の一環として広島港市営桟橋に設置しております海洋浮遊ゴミ自動回収装置「SEABIN(シービン)」(※1)について、団体様向けの見学会を実施いたしました。
当社の海洋保全活動の取り組みに興味をお持ちいただき、2024年11月に「高松市衛生組合連合会」より17名様、2025年1月に「古高松地区衛生組合連合会」より26名様へ、シービンの仕組みや回収物及び当社の海洋環境保全活動をご紹介させていただきました。
市営桟橋周辺に浮遊するゴミの多さや実際に回収したゴミの量(※2※3)にも大変興味をお持ちいただき、回収した海洋プラスチックの再資源化実証実験への提供(※4)等、当社の取り組みについて理解を深めていただきました。
同じ瀬戸内海でも浮遊ゴミの量は広島湾側では夏場に多く四国側では冬場に多くなる傾向で、高松港では潮や風向きの関係もあり、あまり浮遊ゴミが留まらない等、地域や季節によってゴミの種類や状況が変わってくることも見学会の中で情報交換することが出来ました。
また海洋浮遊ゴミの回収方法についてもシービンだけでなく海岸でのゴミ拾いや清掃船での回収等、回収方法それぞれに利点があることを議論させていただき、当社にとっても大変有意義な交流の場となりました。
当社は引続きSDGsの取り組みの一環として”14.海の豊さを守ろう”を目標に掲げ、海洋プラスチックごみの回収をはじめとする海洋環境保全を通し、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献、青い海から豊かな未来を創造いたします。
※1 海洋浮遊ゴミ自動回収装置 “SEABIN(シービン)”を設置(広島)
※2 海洋浮遊ゴミ自動回収装置 “SEABIN(シービン)”設置半年(広島)
※4 シービンで回収した海洋プラスチックを再資源化実証実験に利用
<商船三井グループ 環境ビジョン2.2>
次世代の地球に生きるすべての生命のために、商船三井グループは、ステークホルダーとの共創を通して環境課題の解決に取り組みます。
海洋環境保全、生物多様性保護、大気汚染防止などの重要課題に加え、とりわけ喫緊の対応が求められる気候変動対策においては、
グループ総力を挙げて「2050年ネットゼロ・エミッション」を目指し、人・社会・地球のサステナブルな発展に貢献して、青い海から豊かな未来をひらきます。
リンク:https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/pdf/vision22/mol_group_environmental_vision_2.2.pdf
<MOLグループのサステナビリティ課題>
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて、社会と共に持続的な発展を目指すための当社グループの重要課題を「サステナビリティ課題」(マテリアリティ)として特定しています。
経営基盤となる「Governance」の強化を基本とし、「Innovation」と「Human & Community」が相互に作用しながら、「Safety & Value」と「Environment」の課題を解決していきます。
これらの取り組みを推進することで当社グループの企業価値向上を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
リンク:https://www.mol.co.jp/sustainability/management/issues/